ピタゴラスの定理で有名な、ピタゴラスは紀元前6世紀のギリシャ哲学者である。数を崇拝する宗教結社の指導者で(すごく怪しい)、幾何学の定理・証明を生み出した。
ピタゴラスは、万物の根源を「数」とした。1は理性、2は議論、3は調和、4は正義をそれぞれ意味した(この自然数をテトラクトゥスと言う)。1+2+3+4=10であり、10を完全な数とした。
ギリシャで生まれた「万物の根元は何か?」という問題を追及するものを自然哲学と言う。
神様が作った、ではなく、人間の理性で考えようとし、ピタゴラスは数に求めたのである。
ピタゴラスが証明する以前から、1000年前にはバビロニア人は知っていたようである。古代エジプト人もピラミッドを作る時に知っていたようである(紀元前2550年)。ピタゴラスは西洋ではじめて証明した人というだけで、中国(匂股定理と呼ばれた)、インド、メソポタミアでも知られていた。
ピタゴラスの定理の証明は数百種類もある。
ピタゴラスはこの定理が証明できた時には嬉しくて牛を犠牲に捧げたようである。相当嬉しかったのだろう・・・
すでに知っている人はいたようだけど。
コメントをお書きください