今日の教養 スピノザ

哲学者スピノザは、オランダのアムステルダムで生まれた。デカルトの哲学を研究した。合理論の流れに属する。

合理主義的汎神論を唱え、それまでのキリスト教的な考えを否定した。

汎神論とは、自然全てが神だとする考えである。世界は神によってつくられた、という考えを否定することになるのである。汎とは広くに渡り、というような意味。

全てに先立って、神が存在した、という考えを否定したのだ。

神は自然の総体であり、独立した創造者ではないと考えた。「エチカ」では、世界には意味も目的もないと結論づけた。

 

 ユダヤ教コミュニティから破門され、名前をベネディクトと変えたと言われている。

破門されたのは、ユダヤ教の考えを否定したことによると考えられている。

顕微鏡や望遠鏡を作る光学研究者でもあったようでレンズを磨いて生計の足しにしたそうだ。

 

1670年に「神学・政治論」を刊行し、聖書は他の聖典と同じように神ではなく、人間が作った文書として解釈すべきとした。

 エチカは1677年にオランダのハーグで死んだ後に刊行された。これでスピノザは神、自然、精神、幸福実現について体系的に論じた。また幾何学的方法で書かれている。ethicaの語源はギリシア語のethosであり、ここはまた別の機会に考えたい。

 

スピノザの言葉 

「運命とは、受け入れるべきものではない、自ら選び創り出すものだ。」

 

それまでの常識を疑い、自分の考えを持とうとしたスピノザは尊敬してしまう。

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