今日の教養 エニグマ

エニグマとは「なぞ」「なぞめいた言葉」を意味する。古代ギリシャ語ainigmaが語源となっている。

 

エニグマ、と言えば、ナチスドイツが使った暗号機である。連合国はこの暗号機の解読に躍起となった。

エニグマはキーボードを打つとまったく違う文字配列の暗号文が出る仕組みとなっている。受ける側はそれを日鍵によって文を戻し、読むことができる。※ここの辺りの仕組みは複雑すぎて説明ができない。

エニグマの設定は毎日変えられており、そのため解読は非常に困難なものとなっていた。

 

イギリスは暗号解読のチーム(Ultra)を作った。ここにはチェスの名人やクロスワードの達人が呼ばれている。そして、暗号解読での中心的な人物が数学者アラン・チューリングである。アラン・チューリングはコンピュータの父ともされる。

彼らは、ポーランドで先に作られたBombaというシステムを改良し、Bombeというシステムを作った。結果、暗号を解読することに成功し、戦況に大きな影響を及ぼした。

 

ここの辺りは、映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」に描かれている。

もうずいぶん前に観たのでうる覚えであるが、暗号を解読し、相手の攻撃を回避することができたことを無線で聞いた瞬間のシーンは忘れられない。頭脳で力に勝つ、なんとかっこいいものではないか。