今日の教養 トランプ(カード)について

もしあなたが、街で買い物をしている時に、顏と名前は覚えているけど、まーそこまで仲がいいというわけでもなく、知り合い程度で、もう長く会っていないという感じの人がたまたま居て、うっかり目が合ってしまって、だけど相手も自分を認識しているか自信が持てない時・・・どうする!あなただったらどうする!

 

私は・・・気づかなかったフリをする。・・・いやダメだろ~。

わかりません。その時の状況です。

さてと・・・

トランプについて。大統領ではない。

トランプの起源は諸説あるようだが、アジアに起源が有力なようだ。インドで「タロット」という占い道具があり、それがトランプに変化していったという説がある。フランスでデザインされたものが、現在に受け継がれている。そもそも紙の発明は中国ということで、中国が起源という説もある。

 

4つのマークは当時のヨーロッパの身分制度を表しており、

ハートは聖杯(聖職者)

スペードは剣(貴族・軍人)

クラブは棍棒(農民)

ダイヤは貨幣(商人)

を意味している。

 

英語ではトランプとは言わない。「card」と言う。そして、日本には室町時代に伝えられたとされている。この時の名前が「カルタ(carta)」である。

 

なぜトランプ、と呼ばれるようになったか、ということだが、トランプというのは「切り札」という意味で、外国人が遊んでいる時に、この言葉を使っていたことから、日本人がトランプと呼ぶようになったと言われている。

 

 

さて、トランプのカードで欠かせないのはジョーカー。

このジョーカーについて語り出すとまた長くなるのだが、ジョーカーは道化師(ピエロ)として表されている。

 

神話の中や物語の登場人物の位置づけとしてトリックスターとされる。

トリックスターとは、敵でも味方でもなく、物語を動かす役割がある。敵でも味方でもない、というところが興味深い。

 

「JOKER」という映画があったが、まさにここのあたりのことが隠喩として込められている。

話が飛躍するので、この辺で。