今日の教養 アメリカの株価指数

ダウ平均株価とは、アメリカのダウ・ジョーンズ(アメリカの経済新聞、ウォールストリートジャーナルを発行している会社)が算出している。ダウは、この会社の設立者である、証券アナリストのチャールズ・ダウから来ている。人の名前である。NYダウと呼ばれている。

 

このダウであるが、銘柄は30種しかない。「ダウ工業株30種」であるが、世界的に有名な企業ばかりで、世界経済に多くの影響を与える。

例えば、ウォルト・ディズニー、アップル、コカ・コーラ、マクドナルド、ナイキ、マイクロソフト、IBM、ビザ・・・といった風に我々が一日暮らしているだけで、必ずどこかの会社の何かの製品が目の中に入ってくるであろう。つまり、それだけ世界規模での影響力がある企業なのである。

 

もう一つ、S&P500というものがある。S&Pとは、株の格付け会社である「Standard & Poor's」という名前から来ており、500というのは500銘柄という意味である。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している。

 

ダウ平均株価とS&P500は算出方法が異なり、ダウは、銘柄の平均株価を指数化、S&P500は、銘柄の時価総額を指数化している。

 

NASDAQは、NASD(全米証券業協会)によって創設されたコンピューターネットワークによる市場システムのことである(Qとは、Quotation:時価・見積もりなど。)。このNASDAQが算出しているのが、ナスダック総合指数と呼ばれるものである。

 

アヒルではない。