とある話

昔、浄土真宗の僧侶の方(先生)と話す機会が何度かあり、その先生は数年前にお亡くなりになられたことを最近知って、またふと自分自身を振り返り、考えた。

 

当時、私の悩んでいることを話すと「~それは自分だけは良い子でいたい(いい思いをしたい)、そう思っていませんか?」と話された。その話を聞くと、力がふっと抜けて、ああ、いかに自分は人生を自分の都合でしか見ていなかったのか、と思った。

 

「私のようなものにそのような言葉をかけてくださり、ありがとうございます」と言葉が自然と出てしまった。そうすると「そういうこと!」と言ってくださった。つまり、君は自分の都合のいいように物事を考えて悩んでいませんか?ということだった。

 

そろそろ塾を始めて3年が経つが、一人で自分のいいようにやってきたところもある。

こうあったらいいな、そう思いながらだったが、自分の都合だった気もする。

塾経営自体も見直し、自戒をしながらやっていきたいと思う。