国語学習~イメージ~

国語の文章をイメージできるかどうか、とても大切な部分である。特に認知のアンバランスがある子であれば、評論文のようなカタイ文章は、一体何を言っているのか、わけがわからないだろう。

 

学者の先生が難しいことを難しい言葉で書いたもの、読んでいくとその文字を追うので精一杯。

そんな感じで設問を解くので当然正解にはたどり着かない。

最近は、この問題をクリアしようと何とか、文章をイラストにしようとしています。

これは中学校2年生の「生物が記録する科学 〜バイオロギングの可能性〜」という文章をイラスト化したもの。

このようにすれば難解な文章も少しは興味を持って読めるのではないでしょうか。我々は頭の中で様々なこと(概念)をイメージします。その力が思考する(考える)、ということにつながっていきます。認知的な特性で、元々の語彙が少なかったり、言葉では内容が伝わりにくい弱い子も多くいます。反対に視覚的なものであるとスッと分かってくれる子もいます。

文章→イラストというやり方もありますが、反対にイラスト→文章というやり方がこれです。

小学生用で、今話題の「キングダム」の話を文章にして設問を作っています。舞台が中国なので、漢字も多く、漢字学習にも役に立ちます。生徒も抵抗なく文章を読んでくれます。

マンガ、アニメ、映画となっているので、文章を読めば自然と頭の中で映像が流れ、イメージがわきます。

内容を頭に入りやすくなり、結果として形式は国語の文章問題でもしっかりと解くことができます。

いかにイメージをできるように支援して国語力を伸ばすか…

学び方はいくらでもある!諦めてはならない!