不登校の子へ 中川翔子さんの本

この時期になると不登校の子どもの夏休み明けの対応についてメディアで取り上げられることが多い。そんな最近、中川翔子さんの本を読んだ。

 

不登校やいじめられている子どもに向けての本だ。

中川翔子さんと私は同世代。共感する内容であった。

内容はご本人の苦しんだ中学校時代が主なのだが、流行ったもの、読んでいたマンガ等が分かる分、行間から伝えたいことが手に取るようにわかった。また挿絵のマンガのタッチも同世代だな~と思えるものだった。同じクラスじゃなかったのかな?と思えるほど。

本を読んでいると、同世代の大人・支援に携わる一人として、不登校の子へ何か伝えなければ、という思いに駆られるのでした。

ただ、どういう言葉を伝えればいいのだろうか…少々悩みました。専門家としてなのか、個人的な人生観を含めて伝えるべきか…結局、個人の人生観が強くなってしまいましたが、どんな子にでも伝えたいこととして書きました。

「世界は広い」

私が最も共感を覚えたのはこのページ(本を買って読んでみてね)。

 

不登校の子は感受性が人一倍敏感で豊かな子が多く、その分、学校の中の文化や生活に物足りなさを感じる人も多いのではないでしょうか。

この問題、案外大人になるとすんなり?解決します。

まず、大人になるとお金を自由に使うことができる(働かないといけないけどね)。そうすると、必然的に行動範囲も広がります。自分の好きなところに行け、共感を持ってくれる人にも出会いやすくなります。

私の経験からすると、20代の頃までは本当に自分探し、泣き笑いの連続…けど、そんな生活を送る中で、段々とこの世界との付き合い方を覚えてくる。そうすると、自分にとって良いと思えるものを選べる目が養われ、手に入れる力が自然と身についてくるような感じになります。

そうやって生きていく中で、視野も広がり、自分の人生もどんどん深みが増していくのです。

思春期の頃はまだまだ、世界がどんなに広いかはわからない、わかろうと思っても限界がある。けど、あなたが思ってもみない世界がある、人間ってすごいな、いいな、って思えることがある、あなたと出会うことを待っている人がいる、それだけは一人の大人として伝えたいと思います。