LD学会参加!

LD学会に参加して来ました!

パシフィコ横浜へ。LD学会に参加するのは10年ぶり、確か大学院生の時。名古屋大会だった。懐かしいな~

↑かっこつけるわたし。

学会参加は、本当に久しぶりで、期待に胸を膨らませ、10回は質問するぞ!と気合を入れ、横浜に向かう私だったのだが・・・

午前初めのシンポジウム、先生方の発表が終わり、やってきました質問タイム。ここぞとばかりに手を挙げ、果敢に質問する私。

 

200人くらいいる部屋でなぜか、マイクは回ってこず、スタンドマイクがあるところまで行って質問するように言われてしまう。いや、何か変だろ、歌でも歌えと言うのか・・・苦笑

 

緊張しつつ「ちょっと恥ずかしいですね・・・」とつかみのトークで会場に笑いが起き、ちょっと一安心。そこからは専門的な内容を先生方にぶつけてみた。先生方はとても優しく、簡潔に疑問に答えてくださった。

 

この調子でガンガン質問するぞ~と思いきや・・・

その後のシンポジウムは質問タイムはなく、肩透かし。ポスター発表も発表者の先生がおらず質問できず・・・(昔は必ずポスターの前に立っていたと思うんだけど…)。

 

あーだこーだ頭の中で考えるも、アウトプットや議論ができず、何とも言えない感じで1日が過ぎていった。苦笑

とは言え、収穫もたくさんあった。特に、中学校の通常学級での学習指導については、先生方の議論はとても参考になった。

やはり、特別なニーズがある子、学力が伸びない子に対していくら授業の理解度を高める工夫をして負担を減らし、意欲を促したとしても、最終的に定期試験の点数で評価をされる、という話があった。本当にそうだな、と日頃私の思っていることをそのまま代弁してくれた気がした。

 

埼玉はそういう意味では先駆的で、学力調査について、生徒一人一人に対し、小学校1年生から継続的に成績の伸びを見て、その伸び率で評価をしているそう。

つまり、10点から40点に伸ばした子も高く評価されるのである。

 

個人的な教育観に非常に合致した評価の仕方だな、と感じた。ちょっとまた自分なりに調べたい。

大学院の時の名古屋大会で確か、帰り際、私塾を開いているんですよ、という先生と話をしたことを覚えている。その先生の2~3歳くらいの子どもが私に近づいてきて、ほっこりしたものだった。

その時は、ああ、自分もいつかそうなれたらいいな、と本当に淡い夢を持っていた学生だった。けど、10年経って、自分が塾を開いた、ってのは何とも感慨深いものである。

 

 

 

横浜はどこをとっても絵になる。

 

仕事関係じゃなく、いつかゆっくり周ってみたいものだ。