![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=194x10000:format=png/path/s376d41cac0d24d80/image/ib4de511e08557ae0/version/1585354230/image.png)
よく教える方法としては見られる?と思うのだが、式を展開する時に、矢印を書かせ、一つ一つかけ算をさせてから計算をしてもらっている。アナログな方法である。因数分解も似たようなことをやっている。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s376d41cac0d24d80/image/id9db8dcaeb233090/version/1585353202/image.png)
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公式である。
たしかに上の公式を覚えればすぐに正解に辿り着くことができる。
しかしながら、この公式を覚える、という段階が、学習に困難のある子の場合、非常に脳に負荷がかかると思われる。
語呂合わせ等、意味付けをする方法もあるが。
公式を覚え、それを与えられた式に当てはめて計算する、これだけでもかなりの処理を要する。
であるならば、最初から、矢印で一つ一つ計算をしていった方が楽なのである。
というわけで私は公式を覚える段階で生徒がう~ん、と唸ってしまうならば矢印で計算する方法を行う。
結果として、問題はスラスラと解け(計算ミスはあるが)、手も足も出ない、ということにはならないのである。
公式は覚えた方が良い。ただ、そこにこだわりすぎない程度が子どもの学習意欲を削がないことにつながる、と私は考える。
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