学校が始まる?不登校の子の気持ちは

毎日、毎日、暑い日が続く・・・

夏休みは夏期講習は開催せず、お盆期間中は自学学習とし、マイペースを貫く、当塾でございます。

子ども達には、勉強もしてほしいが、しっかりと夏は日光を浴びて、ビタミンDを蓄えて、セロトニンをどんどん増加させてほしい。太陽光に当たることはうつ病予防にもなる。まずは、元気が一番!

 

先日、ラジオを聴いていると、学校に足が向かない10代のための番組があっていた。

もう、今週から学校が始まっているところもあるのだ。

 

今年は、コロナでどんな子であっても不安定なところがある。

 

学校休校期間の学校に行かないでいい状況が、元々学校に行く気がなかった子にとっては、楽であり、今、学校が再開したところで落差を感じる二重の苦しみとなっている。

 

さらに、毎年だが2学期が始まるこの時期は不登校の子のストレスが高まる時期でもある。

 

何となく社会全体、特に大人側に焦りがあるような気がしてならない。自分自身も戒めなのだが、このような状況であるからこそ、しっかり地に足をつけていかなければいけないと思う。

 

そのような大人の焦る気持ちが余計に不登校の子を苦しめてしまう。

 

確かに大人こそ、苦しい時でもあるが、子どもにしわ寄せがいかないようにしていくことが重要だと感じる。

 

日本人はとても真面目である。島国だから余計に同調圧力がかかりやすい。

 

そして、現代はあたかも、どんな年代でもどんな状況でも何かの理想があるかのような風潮が多い。SNSの発達が影響しているだろう。~ステイホーム中は、お家で楽しもう!~的な

→楽しむことまでは強制されない。じっと家にいても誰も文句は言わない。

 

ちゃんとしないと、こうしないと、そんな思いが余計に大人も子どもも苦しめているのである。

やり方を変えることは、大人はそれまでの自分の生き方を否定されるようなものだから、新しい価値観や考えを取り入れることに対しては恐れがあるものだ。コロナの今の状況でも言える。

何に不安になっているか、それは新しい考えや状況を受け入れることへの不安・恐れなのかもしれない。

 

まずは、そういう自分の気持ちに縛られている自分に気づくのが大切で、「まあ、いいんじゃない?」と言えるくらいの度量を持ちたいものである。

 

一昔前はそのくらいのゆとりが社会全体にあった気がするが。成果主義になってからだと個人的には感じる。

 

とにかく、色んなことが不安であるが、まずは大人も子どもも、まず、自分自身の生活、生き方、というものに目を向けることが必要である。