不得手なこと

中学生は中間テストが終わった人、これからの人と言うことで、どうなることやら・・・と気を揉む最近であるが・・・

生徒はどんな人間なのか、と考えるが、何よりも自分自身を理解することが最も難しい。苦笑

 

自分語りになってしまうが、私はマルチタスクが苦手である。同時並行ができない。だから、これやって、これやってと一つずつ片付けていく方が気持ちが落ち着く。現在もYou tubeのアップを考えているが、なかなかそこまでいかないのが現状・・・

 

情報処理・記憶に関わるのがワーキングメモリである。

ワーキングメモリは簡単に言うと暗算をする時に使うものである。一方で数を留めておきながら、計算処理も行う。

おそらくここが強い人と言うのは仕事ができる人であろう。

ワーキングメモリが弱いと、一度入れたものが次新たな情報が入ることで、外に飛び出してしまい、あれ、何だったっけ?となる。大学の頃、最初の頃に読んだ論文がワーキングメモリに関するもので、どうすれば人の記憶を定着させることができるか、ということだった。いやはや因縁を感じるのである、こんな長い付き合いになるとは。

 

学校の先生は、授業をするだけか、と言ったらとんでもない。私も短い期間であったが、学校の先生を経験させてもらった。民間企業はもっと厳しいかもしれないが、様々な文書作成、教室や教材の物品の管理、行事の立案・実施、部活動、今では消毒作業もあるらしいではないか、そりゃー大変だろうと思うのである。

 

人間相手なので、物理的な事象であっても流動的に動くのである。一人欠席がでれば、それに合わせて一日の流れが変わり、例えばプリントを渡せないので、その子は個別に連絡しなければならない、とか、数え上げればきりがない。しかも、自分一人で完結するわけでもなく、それにまつわる他の先生にも報連相が必要であり、それを一つでも落とせば、他の先生にも影響を与えるものなのだ。また、報連相といっても忙しい相手には割と穏やかな時に声をかけないと火に油を注ぐことになり、職場の人間関係を崩しかねませんので、タイミングが重要ですし、これまた、タイミングを図ろうとしたところで、他の人に先を越されてしまったりするのでございます。まあ、組織というのはそういうものだが、学校は人相手のため、日々流動的である、というのは特徴だろう。

 

そんな学校の先生の業務は私にとってはなかなか堪えたところがあった。苦笑 とにかく忘れないようにとメモをとったが、それでも忘れてしまうものだから、通勤電車の中では自分で一日の流れを録音したものを、スマホで聞きながら、文字による視覚情報、音声による聴覚情報とダブルの刺激を与えることで、記憶を定着させるようにしていた。視覚優位・聴覚優位とよく言われるが、自分を分析した結果、解析不可能、自分自身はどっちかわからない、という結論だったため、とにかく何でもいいから情報をあらゆる方面から入れ込もうとしたのである。効果は多分あったとは思う。多分?・・・と言いながら結構周りに助けられていたと思う。

 

そんな自分はもしや特性があるのでは?とも思ったが、これについては学生時代にも思ったことで、すでに決着はついており、専門家の指導教員の先生に一蹴されてしまった。不器用なだけのようだ・・・

 

同時処理と継次処理と処理方法が2つある。これについては私は継次処理だと感じる。K-ABCという心理検査でわかるのだが、とったことはないのだが、多分そうだと思う。

 

目的地に行く時に、地図を思い浮かべることができる人は同時処理、ここを曲がってここを直進してと考えるのは継次処理。多分

一つ一つクリアしていくので継次処理であろう。

 

確か、修学旅行の時には全行程でやるべきことをリストアップしそれを順にチェックしていった。だが、一つでもイレギュラーなことが起きれば頭が真っ白になるのであった・・・だがそんな時はスポーティな臨機応変な感覚派の先生に助けられるのである。

そんなことばかり考えていると、そもそもの子ども達の教育という目的が変ってきてしまうところが何とも自分で情けなくも感じるのであった。

 

色んな処理をそつなくこなせる人も当然、一定数いて、いいな~と単純に思ったものである(その人の影の努力はわからないので軽く言うことは難しいですが)。

 

そんな私が大学院時代に出会ったアルバイトが不登校の子の家庭教師であった。学部時代にファミレスから歯科医院まで短期から長期まで色々なアルバイトをしても全くしっくりこなかった私であったが、子どもはなぜか元気になり、雇い主の方にも褒められることがあり、ストレスもなかった。こういうことを仕事にすればちゃんと税金を納めて国民の義務を果たせるのではないか、と若気の至りで考えたのである。

 

という感じなので、おそらく自分はこじんまりと自分のことを自分でやるような仕事が良いだろうと思っていた。学校の先生も個人事業主の側面があるが、それであってもなかなか大変だな、と思ったものだ。

とにかく、世の中は色んなことを要求されているような気がする。コンビニの店員さんはどうか、ただレジ打ちをするわけではない、揚げ物はあるわ、コーヒーはあるわ、コピー機に、イートインに、一体何屋さんだ!?と毎日、敬服して、しっかりレジ袋は要求しないのである。

あとお母さん達にも敬服する、なぜ、仕事をしながら今日の献立や子どものお迎えの時間を考えることができるのか!?多分、女性と男性の脳の違いだと思う。やはり、女性は偉大である。

 

結局、なるべくしてというか、自分の希望と言うか、個人塾を立ち上げることになった。

 

心置きなく授業のことを考えられるようになり私の気持ちも穏やかになったようだが、小さな塾でもあれやこれやとやることはあるということを身に染みるのである。

 

というわけで何か言いたいかと言うと、特にないのだが、色んなことを要求される世の中でもこうやって生き抜く大人もおるのだ。だから、生徒達よ、安心せい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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