姿勢を真っ直ぐ

姿勢を真っすぐ、背筋を真っすぐ、首筋を真っすぐ、何でも真っすぐにすれば心も真っすぐになるとのこと。

禅宗のお坊さんの言葉。

 

そうだな、と思う。私も姿勢が良い方ではないので、人のふり見て我がふり直せなのだが・・・

塾では小学生はこのイスを使って、姿勢の保持を促しています。

少しの姿勢の調整で、集中も違うものです。

 

中学生には、イスが斜めだったので、真っすぐにしなさい、プリントも整えなさい、と指導しました。

指導の甲斐?でしょうか。今日はいつもにも増して集中力が出ており、黙々と問題を解いている子がいました。

 

そういうわけで、最初の言葉に戻るのです。

 

昔、中学校で勤務していた時に帰りの会で、全校生徒一斉に「立腰(りつよう:腰を立てること)」をさせていました。

教育学者の森信三先生の立腰教育が元になっていました。今でもやっている小学校・中学校はあるでしょうか。

上記のイスも腰を立てることをアシストする側面があります。

 

結局、良い姿勢というのは、特別支援教育においても支援に当たるものであり、特別支援、通常学級共にインクルーシブに大切な視点であると思えます。