「雨降って地固まる」という言葉がある。
どういうことかと言うと、トラブルや喧嘩などがあった後の方が、それが起きた以前よりも関係性が良くなる、という意味である。
本音でぶつかることで初めて、その人自身が見えてくることがある。確かにそこには失望があったり、ぎくしゃくすることもある。
しかし、それで終わり、でもないということである。
どうしても何かトラブルが起きるとそこで終わり、と思ってしまう節が私達にはあるように思う。私も多分にもれず。
しかし、実際はその先のストーリーも用意されているのである。
その先のストーリーを見らずにそこで物語を終わらせてしまっては、とてももったいないような気がする。
私自身、これまでの人生の中で、そういう結末になったのか、ということは少なくない。
子どもの頃はたくさん喧嘩をした。腕っぷしは弱く、体が小さい子だったが、なぜかそういう部分の自己主張は強い子であった。
しかし、喧嘩をした後は、その子と適度な距離感をつかめたりもするものであった。自分の在り方も客観的に捉えられた。
小2の時には教室でおしっこを漏らしてしまった。大分バカにもされた気がする。人生が終わったと思った笑。が、無事にその後、卒業した。
中1の時には廊下の水道を壊してしまい、学年の廊下を水びたしにした。大分バカにもされた気がする。人生が終わったと思った笑。が、無事にその後、卒業した。
SNSが発達した現代で、もっとこういう感覚を持てないかな、と思う。
そうすれば子ども達も学校で何か失敗体験やトラブルをしたからといって、それで終わりだとは思わないだろうと思う。
という、おやじの戯言でした。
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