中身が見えないように別売りのカラーボックス用の扉をつけています。
元々は茶色だったハンガーラック。白ペンキで塗り替えるのも一苦労でした。
塾の至る所に塾長のDIYが見て取れます。机、ドアのひのき、棚の小さな扉、なんでこういったことをするのかなんですが・・・
結局、塾長はそういうのが好きなんでしょ、暇なんでしょ、っていうところで終わってほしくないというか、あえてDIYをしているのです。
これは教材作りの話でもさせていただきましたが、当塾は手作り感が溢れる塾なのです。
今いる子ども達を想像し、勉強している姿を考えると、どうしても巷にあふれる既存のものではどうもしっくりとはきません。
この塾の間取りや雰囲気、子ども達にどんな場所、どんな気持ちで学習してほしいかを考えると、自ずとそれは作るしかないな、ということに至ります。
塾のイメージも学習、学習した雰囲気ではなく、なるだけ子ども達がリラックスできるようにとカフェをイメージするような雰囲気にしています。決して広い場所ではないですが、開放感を持てるように物は白を基調に配置をしていますし、ぬくもりを感じれるように木を使ったインテリアを中心に考えています。100円ショップの商品であっても、お店によって形状や色も違い、1点を買うために奔走することもあります。
自分で買い物のついでに色々とカフェや喫茶店を回って、ああ、こういう色使いをするんだ、こういうインテリアがおしゃれだな、そんなことを考えたりします。
毎年、ちょっとずつ塾の内装や家具は変わっており、最初の頃に来ていた生徒からすれば、随分と変わったと思うはずです。このようなことは家やお店、塾もそうですが磨けば磨くほどいいものになり、血の通ったものになると信じているからです。むしろ、そういうことをしなければ塾はどんどんさびれていきます。
物、教室にも血を通わせる、そこにはやはり工場で作ったものではなく、その場にいる人が考えて、その手を使って作ったものだからこそ、血が通うということがあると思います。
血が通い、良い気を持った場所だからこそ、子ども達が素の自分でいれる、その場所にいる指導者も子どもも良い気分でいることができる。
そんな塾を目指しています。
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