大切な人

とてもお久しぶりな気がしますね。
今回のブログは向川が担当いたします。
みなさんには、「大切な人」はいますか?
家族だったり、友達だったり、恋人だったり、はたまた面識のない人だったり。
人によって「大切な人」と言われて思い浮かぶ相手は様々だと思います。
そんな私もいろいろな人が思い浮かびます。

少し暗い話になってしまうのですが、私の中高時代の先生が亡くなったという連絡が先日来ました。
正直、別に「大切な人」と言われて、思い浮かぶ人ではない人だったんです。
でも、訃報を聞いて、頭の中に浮かんだのは、後悔と言ったら大げさだけど、「もっとこうしとけばよかったな」という感情でした。
全然若かったんですよ。亡くなってしまうなんて思ってなくて。
中学生の時、辛いことがあって助けてくれた先生でした。
話聞いてくれて、私が辛くない方向に連れて行ってくれた。
そんな先生でした。
の割に、先生の授業はそんなに真面目に聞いていなかったし、卒業式の日にお礼も言えなかった。
真面目に授業聞いてればな、とか、卒業式の日に探し出してお礼言っておけばな、とか思っちゃったんですよね。もう遅いですけど。

きっと、みなさんが「大切な人」というワードを聞いて思い浮かぶ人は、ごく一部だと思うんです。
でも、多分みなさんが関わってきた人のほとんどは、思い浮かびはしないけど「大切な人」なんじゃないかなってこの件を通して感じました。
明日が保証されている人なんて、一人もいない。
だからこそ、一日一日を大事にしなきゃいけないし、関わる人一人一人に感謝しなきゃいけない。それは、尊敬という感情でも、大切という感情でも。

そんな、当たり前だけど忘れがちなことを思い出して、実感しました。
後悔のない人生って、難しいかもしれないけれど、でも少しでも皆さんが、自分のことも、関わる人のことも大事にできるような日々だといいなと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!