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学習支援塾すたでぃあ
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こんにちは。川下です。
ADHDのある子や忘れっぽい、気が散りやすい子、こういった子、最近、増えていませんか?(そう感じるだけかもしれませんが・・・)
学校からの連絡事項を言わない・・・プリントはどこに・・・忘れたころにぐちゃぐちゃのプリントがランドセルから出てくる・・・
その他、ルールを守れない、ゲームに没頭など、家庭での対応は骨の折れるものだろうと思います。
ここでは、ADHDのある子だけではなく、その傾向のある子、定型発達でも似たような悩みがある子の基本的な家庭での対応を考えたいと思います。その子自身は変えることは難しいですが、環境は変えられます。まずはこの部分から考えていきましょう。
・物が散らかる
当たり前のことではありますが、整理・整頓は大切なことです。しかし、サポートすることを考えれば、その整理・整頓の手間を省けるように、現状よりも物は少なくしておく必要があると思います。特にADHDはつい注意が逸れてしまうことが特性でもあります。であるならば、なるだけ刺激を減らした部屋を用意することが必要です。壁や机の周りに色んなものがないでしょうか?まずはそういったものを「減らす」ということを考えてみましょう。一方で、物がなくなると味気なくなるのも考えものです。お部屋が寂しくならない程度に。また、お子様の筆箱はどうなっているでしょうか。筆箱の中身は子どもの心理状態とも言えます。例えば、鉛筆は尖っているかどうか。(筆箱の状態と成績は関係があると経験的に感じます)
そして、筆箱にたくさん物を入れていると、それが机から落ちて、ガシャーン!…と教室でなってしまうことも想像に難くありません。布製の筆箱にする、道具は必要最小限にするなどちょっとした工夫で本人も学習がしやすくなるかもしれません。
・課題(宿題)がなかなか進まない・・・
注意が持続しない場合、特性に起因することで言えば、漢字1ページも人一倍エネルギーがかかり大変です。そういう子の場合は、一度に全部をするのではなく、宿題も小出し、休憩をたくさんとった方がいいでしょう。もう少し集中が続くんじゃないか?そう思えるくらいでも本人にとっては大変なことだったりします。極端な話、1問につき1休憩でもいいわけです。このあたりは本人と相談しながら、柔軟に課題をこなしていくことを考えましょう。またプリントに10問ではなく、1枚に1問、それを10枚、これもまた刺激を少なくする、ということにもなりますし、心理的な負担を減らすことにもなるのです。1枚に10問だと、「10問も~いやだ~」ということになりかねません。1問だけ、といいつつ、10枚やることの方が視覚的にも感覚的にも楽になります。
・忘れっぽい・・・
うちの子は忘れっぽい性格だ・・・昨日言ったことなのに覚えていない・・・ADHDやワーキングメモリが弱い場合、忘れっぽい性格ではなく、脳機能が多くを記憶できないことが考えられます。ではどうすればいいのか。
忘れる以上に思い出す機会を作るしかありません。その一つがリマインダーです。今はスマホやタブレットで使いやすくなっていると思います。思い出さないといけない時間にアラームがなり表示がされる。また、ドアの壁に忘れてはいけないメモを張るなどです。有名?なのはランドセルを開けた裏側にメモを張っておくというものかなと思います。ただ、それ自体を見ることを忘れてしまう苦笑 ということもあります。何かの行動とセットにすると必ず参照をするので、そういう場面を作ることがポイントです。
こういった子を対応していると。毎日イライラしてしまうことばかりだと思います・・・
ですが、そんなわが子を丸ごと愛してあげる、そういう気概が必要です。
(なんて、こんなことを言いながら私自身も物は忘れるし、なかなか集中が続かないと反省しておりますが泣)
また、できることは身近な生活の中に実はたくさんあるものです。それを探し、子どもにぴたっとハマった時の快感は何とも言えないものです。
支援は興味や面白みを持ちながらやることが良いです。
ご家庭でも色んなアイデアを試してみましょう!
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