子どもの日に思う。

今日は、子どもの日。端午の節句でもある。実はこの2つは一緒ではないようである。重なっているだけのようだ。

こいのぼりは昔ほど見なくなったではないだろうか。これも時代の流れのようである。

 

男の子はこいのぼり、女の子はひな人形。そんなイメージはなくなったのだろうか。今でもやはりそういったものは生き続けているのだろうか。

最近はジェンダーレスの問題もあり、男の子だから、女の子だから、という議論はなかなか慎重なものである。

 

今覚えば、私の小さい頃は、このような議論は何にもなく、大人は何のデリカシーもなく、男の子、女の子問わず、色んなことを言っていた記憶があります苦笑  今考えると本当にすごかったな、と思います。

 

男性らしさ、女性らしさ、というものは、「ある」と思います。またそれは失くすべきものでもない、と思います。

ただ、人が嫌がるのは、それを「押し付けられる」ことではないかと思うのです。

 

女性は歴史的に見て、押し付けられることが多かったのではないのでしょうか。だからこそ、声が上がりやすいし、議論にもなる。様々な運動によって権利を勝ち取ってきた、という歴史が事実としてあります。一方で、男性はどうか。私は男性なので何とも言いづらいところではありますが、これまでの時代、何となく静観していただけで、実は色んな痛みや辛さを抱えていたようにも思います。それは社会制度等に現れない、実は目に見えにくいものなのかもしれません。両者に同じような痛みや辛さがあり、接点があるのではないかと思えるのです。

 

話は戻りますが、男性らしさ、女性らしさが悪ではないと思います。押し付けていないか、押し付けられていないか、ということだと感じます。

そういう意味では、自分の中の男性らしさ、女性らしさを育てていてけば、自然とその人のジェンダーが育っていくようにも思います。

 

そんなことを考えながら、私の男らしさは何やねん?苦笑 と思うのでした~