ご家庭との連携-塾オリジナルの通知表-

家庭との連携について塾では通知表を使っています。

個人情報なので解像度を下げています。

こちらに学期ごとの目標があり、それが達成されたかどうかが書かれてあります。なるだけ数値化し、客観性があるように設定をしています。先生からのコメントもあります。なるだけテンプレ化しないように心がけています。

最後に保護者様からのコメント欄があり、そこにコメントを書いてもらうことで、目標、結果に対するフィードバックがこちらに伝えられ、次の目標につながるわけです。


こちらはテストの目標点数と結果の点数が書いてある表です。

達成したのかどうかが一目でわかるようになります。毎回、毎回ではなく、継続的に見ていくと、案外とれてんじゃん、と思うこともあります。こうやって見ていくことが必要です。

他にも、個別に設定したテストの成果も一緒にファイリングします。

学校のテストで測りにくい子はそちらの紙が多くなります。

また、目標に達成しなくても追試を用意し、何とか自信をつけてもらいたいな、と思っています。

こういったファイルを小学生を中心に全員分作っています。特別支援の領域で言えば、IEP(個別の指導計画)ですが、塾では通知表と言っています。

 

テストで上手く結果が出ない子はどのように評価すればいいのか、そういったところからこの塾オリジナルの通知表を作っています。

またこのようなものはご家庭との連携の中にあり、常に家庭と塾、相互の理解の土台になるものだと考えています。

これまで色んな方法をとってご家庭に指導のフィードバックをしていましたが、とりあえず今の塾ではこれに落ち着いています。

こういう取り組みは自分自身が学校の教員の時に、もっとちゃんと一人一人の子を見れるのではないか、という理想があったからです。

通知表の5段階評価や所見による数値化されない評価に対して、偉そうにも疑問があったのでした。

 

でも実際に塾で一人一人のことをしっかりと見ようと思うと、それはとても大変なことでした。

そもそも、目標をどこに設定すべきなのか、それを学校のテストで測れない子に対し、数値として客観的に測るとは?

本人と保護者のニーズは満たしているのか、どこに目標をおけばいいのか、ねらいは何か、それは一人ひとり違うことで、また、状況や今だって常に変化をしているのです。たった一人で誰にも相談できない中、自分の中で随分と悩んでいたことを思い出します。

 

今、こういう形に塾設立時からやれば良かったと思うのですが、その時は気づかなかったのです。やろうと思っても目の前のことをやることでやっとだったのです。

 

パパっとなんでもできる人は最初からゴール地点を見つけてこういう仕組みを作れるとは思うのですが、私自身は上手くやれるタイプでもないですから、日々のことで本当に精一杯で何とか、どうにかと思いながら、あっちへ寄り道、こっちへ寄り道しながら方向修正や軌道修正をして、何とかこの形を作るに至っています。

 

 

偉い先生やすごい先生が見たら、たくさん赤が入り、不完全なものかもしれません。ですが、小さいものなんですけど、個人的にはこれまでの塾の歩みが刻まれているようで想いもあります。

まだまだ塾のコンテンツは完成されたものではありません。

日々歩みながら、答えを探しながらですが、それはご家庭も一緒だと思います。そういう思いもこの通知表でご家庭と共有できればと思っております。